シッテク
更新日:2022年8月19日

ヒグマのイメージが180度変わる!?70頭ものクマたちを間近で観察でき、ロープウェイでのみ辿り着ける個性豊かな北海道登別市ののぼりべつクマ牧場にデートでの楽しみ方についてインタビュー!

今回ご紹介するのは迫力のあるクマたちと出会うことのできる、北海道登別市ののぼりべつクマ牧場です。

こちらは60頭以上のエゾヒグマをはじめとする、クマを中心に飼育している牧場で、ヒグマの生態を間近に観察できる施設となっています。私たちがイメージする迫力ある姿だけではなく、実は可愛い一面を知ることができるのもこの場所の特徴です。

またこの場所はロープウェイを運行する会社が運営しているため、牧場にたどり着くまでのロープウェイから北海道の雄大な景色を楽しめたり、この場所ならではのゴンドラが用意されていたり、と牧場までの道中も楽しむことができます。

他にもヒグマについてより詳しく知ることのできる博物館や、アイヌの人々の暮らしを学ぶことができるユーカラの里、この場所ならではの食事処やお土産ショップがあるなど施設も非常に充実しており、デートにぴったりな見どころ満載となっています。

本日はそんなのぼりべつクマ牧場の動物たち、クマの可愛いところ、周辺の施設、デートでの楽しみ方などについて、のぼりべつクマ牧場の吉田さんと吉見さんにインタビューしました!

目次

  • のぼりべつクマ牧場について
  •  > ロープウェイの会社が運営している!?のぼりべつクマ牧場の場所
  •  > 70頭ものクマに出会えるのぼりべつクマ牧場
  •  > クマ牧場に到着するまでの楽しみ方
  • のぼりべつクマ牧場の見どころ
  •  > 可愛い一面もある!のぼりべつクマ牧場のヒグマたち
  •  > 愛らしさにやられる人多数!こぐまの展示
  •  > オスたちのボス争いを目撃せよ!第一牧場
  •  > のぼりべつクマ牧場のアイドル・NKB神セブン
  •  > 飼育員だからこそ伝えたいのぼりべつクマ牧場の楽しみ方
  •  > ヒグマを間近に感じられる!迫力満点の人の檻
  •  > 飼育員の方が目の前でレクチャー!クマの腕試し
  • のぼりべつクマ牧場の施設
  •  > 世界で唯一のヒグマ専門博物館・ヒグマ博物館
  •  > アイヌの人々の暮らしがわかるユーカラの里
  •  > 過去日本一にもなった透明度を誇るくったら湖展望台
  •  > リニューアルしておしゃれになったレストラン「クマ山食堂」
  •  > 個性豊かなオリジナルグッズが満載のお土産売り場
  •  > 熱いデッドヒートを繰り広げる!アヒルのレース
  • デートスポットとしてののぼりべつクマ牧場について
  •  > これまでに訪れたカップルの印象的なエピソード
  •  > 思い出に残るような写真スポット
  • のぼりべつクマ牧場を訪れるカップルへメッセージ
  • 基本情報

「のぼりべつクマ牧場」について

「のぼりべつクマ牧場」の場所について教えてください

吉田さん:元々ロープウェイに関する会社だったのですが、その後でできたのがのぼりべつクマ牧場です。

編集部:ロープウェイの会社がクマの牧場を運営しているというのは斬新ですね!

のぼりべつクマ牧場で見られる動物について教えてください

吉田さん:園内で飼育されているのは、北海道にしか生息していないエゾヒグマで、68頭飼育しています。彼らはヒグマの亜種で体長は2mほど、体重は480kgほどにもなるんです。

編集部:とても大きいですね!北海道でしか見られないクマということで、北海道旅行の際にはぜひ訪れるべき場所だと思いました。

吉田さん:他にもヒグマとツキノワグマが1頭ずついます。秋に訪れると、冬眠のために深い穴を掘るので爪が鋭くなっているクマを見ることができますよ。

編集部:エゾヒグマ以外のクマにも会うことができるんですね。秋のクマたちは迫力が増していそうだと思いました! 

クマ牧場に辿り着くまでの道中の楽しみ方を教えてください。

吉田さん:のぼりべつクマ牧場は支笏湖国立公園の中に位置しており、自生している原生林などの自然な環境が見られるんです。また眼下には太平洋や札内平野を臨むこともできます。

編集部:雄大な自然をロープウェイから楽しむことができそうだと思いました。牧場に到着するまでにも見どころがたくさんありますね!

吉田さん:他にもエゾシカなどの野生動物を道中で見ることができるんです。

編集部:まさに北海道の生きた自然を目撃できますね!

吉田さん:クマの剥製が乗っているゴンドラもあり、見かけたらぜひ写真を撮っていただきたいです!

編集部:実際に見ると、すごい迫力ですね!

吉田さん:他にも11月下旬-3月下旬には、生のサケをゴンドラに吊るして、乾干しにしています。これらは鮭とばとして最終的にクマの餌になるんです!

編集部:ロープウェイを運営しているのぼりべつクマ牧場ならではのゴンドラといえますね!こんな大きな鮭とばが食べられるなんて、クマたちが羨ましいです。

「のぼりべつクマ牧場」の見どころ

ヒグマについて教えてください。

吉田さん:野生のヒグマが人を襲ったというニュースなどがたまにありますが、飼育して人と仲良くなったクマを見るとそんなことはあまりないことがわかると思います。 

編集部:そのせいかヒグマには恐いイメージを持っていました。

吉田さん:クマが取るポーズがとても愛らしかったりして、想像しているよりもとても可愛いと思いますよ!その楽しみ方ができるのもこの場所の特徴です。

編集部:本当だ、とても可愛らしいですね!ヒグマの魅力にハマってしまいそうです

こぐまの展示について教えてください。

吉田さん:GWからこぐまの一般公開が始まったんです!生後3ヶ月になり、ちょこちょこ歩いている可愛い姿をお披露目しました。安全にエゾヒグマの赤ちゃんの可愛い姿をみられるのはここだけだと思います!

編集部:大きくなるとあんなに迫力があるのに、子どものクマはとても可愛らしいですね!家に連れて帰りたくなってしまいます笑。 

第一牧場の見どころについて教えてください。

吉見さん:オスのクマが暮らしている第一牧場の見どころは、なんといってもボスの座を争っての喧嘩を見ることができる点です。とても迫力がありますよ!

編集部:可愛い部分があるとはいえ、やはりちゃんと野生の一面は残っているんですね。

吉見さん:展示場の中でも繁殖期に見られるせごすりを見ることもできますよ。

編集部:貴重な瞬間を見ることができるんですね。

NKBについて教えてください。

吉見さん:メスはボス争いをしないのですが、アイドルグループをイメージしたNKBというユニットを組んでおり、その中で人気投票をしていただいて、この順位を競っているんです!

編集部:遊び心に富んでおり、とても面白い企画ですね!

吉見さん:推しのクマがいる人もいて、そのクマを見にくる人も多いんですよ!1頭1頭にキャッチコピーをつけていて、おやつのアピールをしているんです笑。

編集部:可愛すぎてメロメロになってしまいそうです!飼育員さんの愛が詰まった企画だと思いました。

飼育員だからこそ伝えたい楽しみ方がありましたら教えてください。

吉見さん:実際に毎日飼育してクマを見ていると、人間と同じく仲の良いグループがあって、その関係性を知るのも楽しいですよ。本当に仲がいいクマ同士は、生活のほとんどの時間を一緒に過ごしています。

編集部:クマも人間と同じように気が合う友人がいるんですね。人間模様ならぬクマ模様もぜひ探ってみたいと思いました。

人の檻について教えてください。

吉見さん:第一牧場に併設されている、クマを一番間近で観察できるガラス張りのエリアです。クマたちに周りを囲まれて、まるで獲物になったかのような体験ができますよ!

編集部:ヒグマは可愛い動物だということを先ほど知りましたが、流石にこれはドキドキしてしまいそうですね。

吉見さん:また穴が空いている箇所があるので、そこからおやつを渡すことができます。顎を伸ばしながら餌をもらう姿が見られるのが特徴です!

編集部:獲物になったかのような体験をした後、おやつをあげて喜ぶ姿を見るとそのギャップに心を鷲掴みにされそうです。

クマの腕試しについて教えてください。

吉見さん:クマの生態を一番間近で見て知っている飼育員が、行動や特性を実験を交えながらわかりやすくガイドします。

編集部:実際にクマの動きを見ながらガイドしてもらえるので、納得感が増しそうだと思いました。第一牧場などでクマを見て気になったところなどを、飼育員さんに直接質問できるのはありがたいですね。

のぼりべつクマ牧場の施設について

ヒグマ博物館について教えてください

吉田さん:世界で唯一のヒグマに関する博物館となっており、ヒグマの一生について知ることができます。生後1ヶ月のヒグマの剥製から大人のヒグマの剥製まで展示しているんです。

編集部:いろいろな年齢のヒグマの剥製を実際に見ることができるんですね。ここまでたくさんのヒグマの剥製が集められていることにとても驚きました。

吉田さん:最新情報に基づいて展示内容も更新しているので、博物館としての役割をきちんと果たしていますし、迫力ある展示もあるので肩肘張らずに楽しむことができるのも大きな特徴です。

編集部:実際にヒグマたちに会った後に生態について知ることができると、より記憶に残りますね。ヒグマが近くにいる環境だからこその博物館ですね。

ユーカラの里について教えてください

吉田さん:アイヌ民族の生活様式を展示している場所です。かつて実際に使われていた物品を展示しており、自由に見ていただけるようになっています。 

編集部:私たちの生活と全然違う部分などを知れますし、当時のアイヌ民族の人々の暮らしに思いを馳せることができそうです。

吉田さん:アイヌの工芸品とか伝統を披露する場所もありますし、ゴールデンカムイの作者の色紙も飾っているんです。

編集部:あの大人気マンガの作者の方も訪れた施設なんですか!ファンの方もアイヌ文化に興味がある方もぜひ訪れてほしい場所ですね。

くったら湖展望台について教えてください

吉田さん:周囲の長さは8kmとそんなに大きくないのですが、水深は140mもある湖です。過去に全国1位になったこともあるくらい透明度が高い湖となっています。

編集部:湖底まで見えそうなくらいに澄んでいますね。

吉田さん:あまりにも水が綺麗で微生物もほとんどいないため、魚を見かけることがほとんどありません。観光道路として確立されていないため、見る機会になかなか恵まれない湖ですが、クマ牧場の四方嶺からだと3/4くらいを見通すことができますよ。

編集部:本当に綺麗な湖には魚がいないんですね!せっかくの機会なので、クマ牧場を訪れる際は時間にゆとりを持って訪れた方が良さそうだと思いました。

吉田さん:天気がいい日ですとくったら湖の奥に太平洋も見れるので、幻想的な雰囲気が広がっている。

編集部:湖の奥に海を臨む景色は不思議な気持ちになりそうですね。

レストランについて教えてください。

吉見さん:ヒグマ博物館の1階には2020年にリニューアルしたクマ山食堂があります。歩き疲れた時にゆったりするのにぴったりです!

編集部:クマたちの可愛い仕草を楽しんだ後、その話に花が咲きそうですね!

吉見さん:おすすめはジンギスカン定食です。北海道の名物であるジンギスカンを定食スタイルで楽しめますよ!

編集部:北海道旅行で訪れたカップルにぴったりのメニューですね!

オリジナルグッズについて教えてください。

吉見さん:ロープウェイ山麓・山頂駅にはオリジナル商品が満載のお土産ショップがあります。クマにちなんだお菓子やTシャツなどを取り揃えています。

編集部:北海道旅行や、のぼりべつクマ牧場を訪れた思い出になりそうなグッズがたくさんあるんですね!

吉見さん:おすすめはこの場所限定のNKB神セブンのクリアファイルと、のぼりべつクマ牧場のマスコットキャラクターYeah君の文房具です。個性豊かな商品がたくさんあります!

編集部:キャラクター性が強い商品ばかりで買い物の時もとても盛り上がりそうですね。

アヒルのレースについて教えてください。

吉見さん:アヒルたちが餌を目掛けて競走する様子を見ることができます。アヒルが思ったより速く走るのでお客さんからも好評いただいているんです!1着のアヒルを当てると景品がもらえますよ!

編集部:アヒルたちの一生懸命に走る姿に癒されそうだと思いました。自分が選んだアヒルをゴールまで応援するのも楽しそうですね。

デートスポットとしての「のぼりべつクマ牧場」について

これまでに訪れたカップルの印象的なエピソードを教えてください

吉田さん:触ることのできる剥製や、顔を入れて写真が撮れるパネルを用意しており、カップルの方々がそれを見たり、写真を撮ったりしながらワイワイしている様子をよく見かけます。

編集部:恐る恐る二人で剥製に近づいたり、少し恥ずかしがりながらパネルの中に顔を入れて写真を撮ったりするのはとても盛り上がりそうですね。 

思い出に残るような写真スポットを教えてください。

吉田さん:剥製がたくさん展示されているので、お好きなものを選んでいただいて一緒に撮影するととても楽しいと思います。他にもロープウェイでの2ショットなども思い出に残るでしょう!

編集部:迫力ある剥製と一緒に撮った写真は、間違いなく思い出に残りそうですね。ポーズを決めて撮影しても楽しそうだと思いました。

のぼりべつクマ牧場を訪れるカップルへのメッセージ

吉田さん:完全屋外の動物施設なので、コロナ禍でも楽しめる場所だと思います。天気がいい時は景色も綺麗ですし、周りには温泉街もあるので、デートにはぴったりです!

可愛いこぐまたちを見ることもできたり、他では見られない姿を見ることができたりするので、ぜひカップルで楽しんでもらえればと思います。

編集部:これまで恐いと思っていたヒグマたちの可愛い一面を見ることができたり、他では見られないヒグマの暮らしを間近で知ることができるのぼりべつクマ牧場は、動物が好きなカップル必見の施設ですね。

さらに道中のロープウェイで北海道の自然を体感できたり、ユーカラの里ではアイヌ民族の生活に触れたりでき、北海道を満喫するにはぴったりのスポットだと思いました。

吉田さん、吉見さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。

基本情報

住所

〒059-0551 北海道登別市登別温泉町224番地

電話番号

0143-84-2225

営業時間

9:30 ~ 16:30 (最終入園15:50)

公式HP

https://bearpark.jp/

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